けん引クリップ
特性・特長

特長
- ゼオクリップ®の技術を踏襲した簡便な操作で、粘膜の把持が可能となります。
- バネ効果によって病変を継続的にけん引する事により、剥離面の視野確保が容易になります。
- 常に病変がけん引されているため潜り込み操作が軽減され、安全かつ短時間でのESDの施行が期待できます。
使用方法
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必要に応じて病変真対側の粘膜壁にマーキング後、病変周囲を切開し、粘膜端のけん引したい部分にS-O clip®を装着する。 -
通常のクリップを挿入しループ部に掛け、1回転程度クリップを回転させる。 -
S-O clip®をけん引して、病変真対側やや肛門側の粘膜壁に装着する。 -
病変切除後にループ部をゼオクリップ®装置のハネ部でカットして病変を回収する。