エクストラクション バルーン カテーテル
特性・特長
バルーン径が調整可能な大バルーン
5mLのエアー注入でバルーン径が約18mmとなり、胆管拡張症例でも対応可能となりました。
特徴あるバルーン形状により先端部を細径に維持しつつ大バルーンを実現しています。
バルーン径は付属の専用シリンジでコントロールが可能です。
専用シリンジにバルーン径の目盛りがあり、合わせることでバルーン径の調節が容易になりました。
操作性の向上を目指しました。
プッシャビリティーと耐キンク性の向上を目指したカテーテルチューブです。
3ルーメン構造によりガイドワイヤー使用時も造影剤注入口から造影剤を注入できます。
カテーテル先端は5.5Fにテーパー化され柔軟性と挿入性の向上を目指しています。
側孔の位置はバルーンの先端側(ディスタルタイプ)と手元側(プロキシマルタイプ)の2品種があります。
バルーンの両端にX線透視マーカーがありバルーンの場所が分かりやすくなっています。
指向性水流による排石機能(石流しEXバルーン)
指向性水流が十二指腸側へ向かってらせん状に流れることにより、遺残しやすい中切開以下の乳頭処置後症例や胆泥胆砂に対しての排石性向上を目指しました。
ガイドワイヤルーメンを廃して造影ルーメンと統合し、ダブルルーメンカテーテルとすることで、3.2mmの内視鏡鉗子チャンネル対応のまま、これまでにない大口径の送水造影ルーメンを実現。生理食塩液や造影剤の注入抵抗を低減して、ハイフロー化を図りました。