IABP コンソール ZUIRYU®
特性・特長
応答性・補助効果
IABPバルーンカテーテルはバルーンのショート化とカテーテルの低侵襲化が進んでいます。これらのバルーンカテーテルが効果を発揮するには応答性がカギとなります。
- ZUIRYU®の応答性向上機能
- ①ショートバルーンが駆動できる高出力ポンプ
- ②細径カテーテルが駆動できる特殊バルブ
- ③ヘリウムガス濃度を一定にするパージ機能
オート運転機能
心電図・血圧の両方の信号が入力されている場合、心電図信号でトリガを行い、血圧信号の大動脈弁閉鎖(ディクロティックノッチ)に合せてインフレーションし、次の収縮期を予測してデフレーションします。どちらかの信号が入力されていればオート運転します。
駆動データ管理
定時データ(20分毎に5秒間、波形と駆動条件を記録)と、アラームデータを記録します。駆動停止時には過去のアラーム発生時の波形を呼び出すこともでき、院内勉強会等で活用できます。
光センサ機能
ダイアフラム中央に温度補償板(実線内側)を設置することにより、挿入時の体外と体内との温度差を補正し、圧シフトを抑制します。また、光センサを搭載することによって、遅延の少ない安定した血圧信号を取得します。
オートキャリブレーション
バルーンを体内挿入後、ZUIRYU®は自動でキャリブレーションを行います。また、自動キャリブレーションは、体内挿入後6時間までは1時間に1回、その後はHeガスのフルパージに合わせて(6時間に1回)行います。