ゼオン一時ペーシングカテーテルA
特性・特長
スタイレット・バルーン・ガイドワイヤでの心臓アプローチが可能
- 0.018インチガイドワイヤを使用可能です。ガイドワイヤを先行させ、オーバーザワイヤ方式でカテーテルを挿入できます。(2シリーズ)
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二つの(曲タイプ、直タイプ)スタイレットの使用により、カテーテルの硬さと形状を調節することが可能です。予めカーブを付けたスタイレット(曲タイプ)がカテーテルに挿入されている他、まっすぐなスタイレット(直タイプ)がトレー内にセットされています。(1~2シリーズ)
直タイプスタイレットを適切な形状に曲げてからカテーテルに挿入することにより、希望の形状を設定できます。(1~3シリーズ) - バルーンを使用して、血流に乗せた挿入(フローティング法)が可能です。このとき、先端孔から血圧をモニターしながら進めることが可能です。バルーン形状が膨張時に先端電極部を覆う構造ですので、挿入時の血管の穿孔や心臓内での不整脈誘発の可能性を低減することができます。
細径で血圧測定や薬剤注入が可能
カテーテル外径が細かく(5F)、さらにロープロファイルバルーンのため市販の5Fシースを通して挿入ができ、侵襲性が少なく、止血も容易です。挿入時の血管の穿孔や心臓内の不整脈誘発の可能性を低減することができます。
挿入性・留置安定性のバランスがとれた材質
ポリウレタンを用いることにより、挿入時には適度の硬さを保ち、留置後は適度に軟化します。